小学生に「楽しみながら英語を学習させる」方法

小学生が英語学習を楽しむための環境づくり

ポジティブな感情が伴うと記憶力が向上する事がわかっています。日本の子供が交換留学で英語圏の学校に入って早速、友達を作って遊んでいる。

そんな光景を見ると会話というのは、その時の話題に最低限必要な動詞と名詞、形容詞で十分に成り立っている事がわかります。

留学はしなくてもいいので、できれば低学年のうちに始めましょう。

Photo credits: Words. / Nina J. G.

英単語を自分で学習させる方法

英和辞書の引き方を教えます

たくさんのイラストや写真が使われている「楽しそうな辞書」を子供と一緒に選んでください。例えばこんなのがあります。

学習用の英単語リストを用意する

これは、海外の小学校が導入しているリストを使用するのがいいでしょう。英語圏での流れに沿った方が、会話力には良いと思います。

下記のリンクから、イギリスの小学校で使用されているワードリストをDOC形式（マイクロソフトワード）でダウンロードできます。
Spelling List – Primary Resources

内容を見ればわかるのですが、最初の方は発音ベースで並んでいますね。実際のワードリストは7ページ目の「Spelling List: Year 1 – Phase 4」からになります。Year 1は小学校1年生が習うスペリングリストという事です。

声を出しながら英単語を書かせます

発音のチェックは、発音機能付きの電子辞書の使い方を教えます。これです。

マインドマップで英単語と想像力を身につける

上の単語リストに対して、このようなマインドマップという例です。

完成したら、面白おかしく子供との時間を楽しみましょう。きっと親にも発見があるはずです。
 
 

子供が完成させた英単語マインドマップを褒めないで

最後に忘れずにマインドマップを完成させた結果に対してではなく、プロセスに対して共感しましょう。あなたは、子供の努力そのものに対して、あなたの言葉で共感します。

「私は」で表せる表現で、発音や文字、絵やアイデアについて共感を表現します。間違いは、ただの事実として伝えます。「あっココ間違えてるね。後で直してね」　間違いを伝えるときは、けっしてあなたの感情を入れないでください。

共感の例

この字は読みやすいね

毎日やってるから、どんどん巧くなっているよ

死んでる人のイラスト、好きだな〜

grow のイラスト。表現の仕方がいいね

こんなにたくさん続けたね。うれしいよ